言葉のセレクト

こんにちは!
歯科衛生士ミッキーです☆

相手に自分の気持ち、何かを伝える時に言葉のセレクトをミッキーはします。
それは診療室での始動も同じです。

特に小児患者さんには、その月齢に合った言葉で話します。

言葉の理解度が年齢によって違うので診療中に
「何歳になった?」「何年生になった?」とミッキーは聞きます。

先日のことです。
お母さんから
「下の子2年生なんですが、全然噛んでいなくて丸飲みなんです」
というご相談でした。

お口の中を診て、お母さんのお話されていた事が分かりました。

そこで、着目したのが6歳臼歯です。

下の6歳臼歯は生えてきた頃は傾斜しています。
噛んで顎が拡がってくるとだんだん起立してきます。

2年生の女の子の下の6歳臼歯は傾斜していました。

「噛む」のは、お母さんではなく本人なので本人にどう伝えるのか…伝わるのか…
2年生が理解できる言葉のセレクトです。

ミッキー
「○○ちゃん、この一番奥の歯は6歳臼歯って言って歯の王様なんだよ。
 この6歳臼歯はまっすぐかな?」

○○ちゃん
「ななめ」

ミッキー
「うん、ななめだね。歯は噛まないとやる気なくなっちゃってななめのまんまなんだよ。
 ○○ちゃんの6歳臼歯はやる気あるかな?
 ○○ちゃんが6歳臼歯で噛んであげると6歳臼歯はやる気満々になってまっすぐ立ってくるから
 6歳臼歯で噛んであげてね」

もちろん学術的にはやる気があるないではないですけどね(^^)
こういう会話の中で、子どもたちの言葉の表現の面白さも勉強になります。

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