デカパンじゃありません

SHTAの記事はすごく久しぶりです。
・・・というのもミッキーの口の中は大きな変化はありません。
大人なので時間はかかるというものの、こう変化がないのはモチベーションを下げます。

実はミッキーの口の中があまり変化がない理由がわかりました。
それはミッキーの癖に理由があります。
これを専門用語で態癖(タイヘキ)と言います。この態癖(タイヘキ)は歯科業界でもかなり注目されています。
たとえば頬づえ、姿勢の悪さ、荷物を肩の片方にかける、寝方・・・など色々あります。
ミッキーが歯並びが悪くなった理由の1つに態癖(タイヘキ)である頬づえが考えられます。もちろん、今は気をつけています。

現在の装置を入れているのに、あまり変化がない理由は、寝方でした。
ミッキーは恥ずかしいくらい寝ぞうが悪いのです。
上を向いて眠ることはできません。自然に横向きになっていて、枕なんてはずれています。
横を向いて寝ると、頬づえしているのと同じように常に歯に圧が加わり、装置で顎は広げているが、歯を押して顎は広がらないのです。つまりプラマイゼロということです。

SHTAの勉強会で仲良しになった先生に相談したところ、良い枕があえると、ミッキーのような態癖(タイヘキ)のある人のための枕を紹介してくれました。

写真ではまるで大きなパンツのように見えますが、これは枕ですからね。

デカパンではありません

 

ミッキーのデカパンと誤解をされては困るので、もう一つ写真を掲載しました。

ねっ、枕でしょ

長年のミッキーの寝方が体にしみ込んでいるので、枕がまだしっくりこないのか落ち着きません。
でも毎日使っています。この枕が横向きで寝ても、頬が枕に当たらないので、歯に圧力がかからない設計になっています。

ミッキーはこの態癖(タイヘキ)とお口の影響を身をもって感じているので、一人でもお子さんが態癖(タイヘキ)に悩まず、歯並びが綺麗で、元気に噛めるお口になってほしいと、小児患者さんの中で気づいた時はアドバイスしています。子供は柔軟性があるので、態癖(タイヘキ)が出ていても気を付けることで態癖(タイヘキ)が消える場合もあります。

SHTAの勉強をしていて、噛むこと、体の奥深さに驚く毎日です。

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